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CT検査
CT16列を導入
マルチスライスCT(16列)においては、東京医科大学病院、杏林大学医学部付属病院、横浜市立市民病院、東海大学医学部付属病院、国立がん研究センターの放射線科の医師が交代で読影をしています。
MDCT(マルチスライスCT)とは
MDCTとは多重検出器列CTのことで、従来のCTではエックス線を受ける検出器が1列しかなかったのですが、これを2列・4列・8列・16列と多重化することによって、同時に撮影できる断面図が増え、エックス線の使用率がよくなり撮影時間も短縮されるものです。MDCTは横断面(輪切り)だけでなく、任意の断面(縦、横、斜め)での観察ができるようになり、鮮明な立体像(3D)も得ることができます。当院MDCTは瞬時に細かく16断面(スライス)が同時に撮影できるマルチスライス技術を搭載しておりますので、撮影時間の大きな短縮が可能となります。撮像時間が短いということは放射線量低減にもつながります。
CTの被曝低減技術
CT検査では患者様が痛みを伴わず、短時間で検査を行うことができます。しかしエックス線を使用することにより、目的に応じた必要最低限のエックス線の照射で検査が行えるよう被曝の低減が求められています。当院MDCT装置では検査部位によって照射するエックス線の線量を変化させて、画像としての情報を損なうことなく放射線量を低減するVolumeECおよび放射線量低減機能、画像処理「AIDR」機能など放射線量低減に努めています。